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男性
誕生日:
1978/06/23
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SE
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いろいろ
自己紹介:
頭を使うことを比較的好むが、難しいことは不得手。
博覧強記を目指すが、底は浅い。
凝り性な反面、飽きっぽい。
ゲーム好きで、ギャンブル嫌い。
座右の銘
「なるようになる」
「明日できることは今日しない」
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 アメリカプロフットボールリーグNFL第40回スーバーボウルは10対21でピッツバーグスティーラーズがシアトルシーホークスを破り、26年ぶりの栄冠に輝いた。
 ゲーム全体を通してディフェンシブな引き締まったいい試合だったように思う。特に両チームともファンブル0、そして反則による罰退が90ヤードと極めて低かったという点は高く評価されるべきであり、まさに頂上決戦にふさわしい好勝負といえる。エンドゾーン間際まで来てのインターセプトがお互いにあるなど、予断を許さない展開となったことも見ていて非常にエキサイティングした。
 ゲームスタッツを見る限り、ピッツバーグとシアトルの間にこれほどの点差がつくような部分は見当たらない。トータル獲得ヤード数、攻撃時間、パッシングレートについてはシアトルの方が明らかに上回っており、点数が隠されていればシアトルの勝ちと思えるくらいだ。それではこの点差は何が原因だったのだろうか。
 僕はそれを勝ちに対する集中力と断固たる決意の差であると感じた。ピッツバーグのオフェンスはお世辞にもよかったとは言えない。QBロスリスバーガーのパス成功率43%インターセプト2回サック1回ははっきりいって不合格だ。ランもパーカーの75ヤードタッチダウンラッシュ以外はほぼ完璧に止められている。本大会の最注目人物、"ザ・バス"ベティスのパワーラッシュもタッチダウンを奪えなかった。しかし、ピッツバーグのオフェンスは得点したドライブはすべてタッチダウン。つまり最後まできっちりと完結させている。そのプレイによって何をなすべきか、それをプレイヤー全員が承知し一丸となってプレイした結果だ。
 2ndQtr、初めて1stDownを更新した時のランドールエルのキャッチ。苦し紛れとしか思えないパスを何度もキャッチするウォード。ディフェンスの一瞬の隙をついたパーカーのTDラン。自らリードブロッカーとなりロスリスバーガーのタッチダウンに貢献したベティス。そして今シーズンのピッツを象徴する変幻自在のスペシャルプレイ。失敗も多かったがそれらを補ってあまりある集中力を見せた。
 対してシアトルのオフェンスは、パスは決まってはいるが単調でキャッチミスも目立った。幾度かエンドゾーンを越えるパスがあったが、そのほとんどがアウトオブバウンズ。もっと意識があれば足をインバウンズに残すことだってできたはずだ。2度のフィールドゴール失敗はキッカーの責任ではなく、気の緩みによる反則とQBサックが原因だ。あと一歩の集中力の欠如により得点のチャンスをことごとく失う結果となったことは残念でならない。
 スーパーボウルに出るチームは2つに分かれる。勝利するチームと敗北するチームだ。当たり前のことを言っているかもしれないが、ここには明らかな差が存在する。それは勝利するチームはあくまでスーパーボウルでの勝利を求め、敗北するチームはどこかスーパーボウル出場ということだけで満足してしまう部分を持っているということだ。もちろんどちらのチームも出場する以上は勝ちたい気持ちがあるのは当然だが、その執念と決意をどれだけ強く持てるかが大切なのだろう。それは数値には表れないけれど、その差は歴然だったと言わざるを得ない。この経験を生かし、来年こそはシアトルに初のビンス・ロンバルディ・トロフィーを届けてほしい。彼らには欠けていたものを補い、それを成すだけの能力はあるはずである。そしてピッツバーグの鉄の軍団には古豪復活に心底おめでとうをいいたい。NFLはニューイングランドの政権を離れ、新時代に突入したことを明確に感じる。

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