忍者ブログ
日々の記録
[1168] [1167] [1166] [1165] [1164] [1163] [1162] [1161]
カレンダー
11 2018/12 01
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
最新コメント
[01/22 皇子]
[11/07 雨昼 塵]
[10/31 BlogPetのくっぴー2号]
[09/01 BlogPetのくっぴー2号]
[08/24 BlogPetのくっぴー2号]
[12/24 BlogPetのくっぴー2号]
[12/17 BlogPetのくっぴー2号]
[12/17 はるな]
[08/25 BlogPetのくっぴー2号]
[08/18 BlogPetのくっぴー2号]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
えぞ
年齢:
40
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/23
職業:
SE
趣味:
いろいろ
自己紹介:
頭を使うことを比較的好むが、難しいことは不得手。
博覧強記を目指すが、底は浅い。
凝り性な反面、飽きっぽい。
ゲーム好きで、ギャンブル嫌い。
座右の銘
「なるようになる」
「明日できることは今日しない」
カウンター
広告
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「妖怪いちたりない」というスラングがある。
TRPGというゲームでは、自分のキャラクターがある行動をとったとき、それが成功するか失敗するかを判定する。このとき、サイコロを振って、ある目標値以上の値が出れば成功とするのが一般的だ。
「妖怪いちたりない」というのは、比較的成功しやすい目標値であっても、なぜか1だけ足りずに失敗する、それが連続で続いたりある特定のプレイヤーに頻発したりするときに「いる」とされ、TRPGプレイヤーから畏れられている存在である。
ここでは、実際にどの程度の確率で発生するのか、数値的な見地から考察してみたい。


まず、判定に失敗したときに、「いちたりない」割合がどうなっているかを下図1に示す。



表は一般的な判定方法であるサイコロをふたつ振って合計する場合、目標値(その目以上が出れば成功)よりも下回る確率と、1だけ少ない目が出て失敗する確率、そして「いちたりない」の占める割合をまとめたものだ。
これを見ると、目標値が8までは「いちたりない」の出没率は上がり続けているのが分かると思う。
そして、目標値が低ければ低いほど、つまり成功しやすい判定であればあるほど、「いちたりない」の割合が多いことも見てとれる。
目標値が高い場合は、どうせ失敗するので印象に残りにくいのに対し、簡単な判定で失敗したときは印象に残りやすいため、「いちたりない」が出没したことが話題に上りやすいのである。


次に下図2は10回~100回サイコロを振った時、連続で4以下が出る確率を連続回数ごとにまとめたものだ。たとえば、左上の22.39%は、「サイコロを10回振った時、その中で2回以上連続で4以下が出る確率」を表している。



なぜ4以下としたかといえば、「サイコロ・フィクション」というTRPGシステムでは、自分の得意分野の判定の目標値は5だからだ。
「いちたりない」が出没する条件を3回以上連続で失敗するときと仮定しても、1セッション中全プレイヤー合わせて60~70回ほどは判定すると思われる(※)ため、4セッションも行えば誰かに「取り憑く」ことがあると考察できる。ここでぴったり4が出る確率で検討していないのは、上記の印象があるためである。念のため、連続で「いちたりない」確率については表3で示している。3回以上連続となると余り出没しないが、2回連続「いちたりない」ことは3セッションに1回ほどの頻度で発生する事がわかる。



ここまで検証してみて、自分で思っていたよりも多い頻度で「いちたりない」は現れることが分かった。計算前は「ビギナーズラックの誤謬」のように印象に残りやすいために、めったに起きないけれど話題に上るのだと考えていたが、意外と近くにいるようだ。

ゆめゆめ忘れることなかれ、「いちたりない」はあなたの隣にいる。


※「シノビガミ」というシステムを例に取れば、3サイクル、戦闘6ラウンドほどで1プレイヤー15回。奥義破りやその他の判定、GMも判定することを考えると70回というのは妥当な線ではないだろうか。

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
SUBJECT:
COLOR:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS:
忍者ブログ [PR]