ドライブと洞窟とオルゴールとしゃぶしゃぶと詠み人知らず ≫2008.05.24 [Sat] 23:59

今日は富士五湖方面への旅。

メインは富士樹海の風穴探検。
富士風穴といえば、ALGキャンペーン最終話の舞台にもなった場所だ。
個人的にはこっそりと、キャラクター達の冥福を祈る意味での旅でもあった。

朝8時にレンタカーを借りる。8:30に同行者３人をピックアップしていざ出発。
高速を快適に走行し、10時ごろに最初の目的地である、鳴沢氷穴にたどり着いた。

氷穴といわれているだけあって、中の気温は０℃。寒い。
しかも中は結構狭く、かがんで進まなければならないほど天井が低い。
足元が凍っているため、一度滑って天井に軽く頭をぶつけてしまった。
壁面には氷がレンガのように積み重ねられていて、かまくらの中のような感じだった。
昔はその氷を江戸まで運んで、病気の治療や物品の冷蔵に使っていたらしい。へぇ～。

氷穴探索は15分ほどで終了。
富士の樹海を歩いて次の富岳風穴までいく予定だったが、雨が降っていたため車で移動。

富岳風穴も中の気温は０℃だった。こちらはそんなに天井も低くなく立って歩けた。やっぱり足元は凍っていたが。
途中、氷筍と呼ばれる氷の柱を見たり、昔天然の冷蔵庫として使っていた名残の蚕の繭の保管庫を見たり、
ヒカリゴケを見たりして、やっぱり15分ほどで探索終了。

氷穴、風穴のスタンプラリーで絵葉書がもらえるということなので、
よろこんでやるが最後に売店のスタンプもいるとのこと。何か買わないといけないらしい。うまいな。
ということで、信玄餅と100円で売っていたまんじゅうをおやつ用に買った。

ここでちょうど12時くらいになったので、ご飯を食べようと道の駅なるさわに行く。
せっかくだからほうとうを食べようと思ったが、軽食堂になかったため別の店へ。

４人でほうとう２人前と鴨ほうとう２人前と鹿刺しを食べる。
鹿刺しは思ったよりあっさりした味。うまし。
ほうとうはコシのある麺とたっぷりの野菜が味噌仕立てのだしで煮込まれていた。
ちょうど、大分のだんご汁を思わせる。こちらも大変美味であった。

本来であれば、この後はグラススキーをやろうと思っていたが、雨足も強くなってきたため断念。
まったりと温泉にでも入って過ごそうと決めるが、それには時間が早すぎるため、
１時間ほど暇をつぶせるところを探して、河口湖オルゴールの森へ行ってみることにする。

行ってみると予想以上に面白く、１時間どころか下手すると１日遊べる場所だということが判明。
また来てもいいとさえ思っているくらいのクオリティだった。

世界最大級のダンスホールオルガンの演奏や、ストリングカルテットの生演奏や、自動バイオリンの演奏などを聴いたり、
オートマタ（からくり人形）のパフォーマンスを楽しんだり、噴水ショーがあったりとイベント盛りだくさん。
結局、東京に戻る予定時間まで過ごしてしまった。

この日は結婚式があったらしく、新郎新婦が園内を巡って写真撮影をしていた。
こういうところで結婚式をやるのは、参列者も退屈しないですむのでいいかも、
などと結婚の予定のない４人で話す。

16時ごろ、オルゴールの森を出て、東京へ向かう。帰りは渋滞があり、結局３時間かかった。
ポータブルのスピーカーを持っていっていたので、iPodをつないで曲をかける。

運転している僕ではなく、他のみんなが寝ないためにいろいろと曲を変えて遊んでいた。
個人的には寝てもらってもよかったんだけどね。

レンタルは20時までだったので、夕食の買い物をイトーヨーカドーで先に済ませる。
ガソリンを入れてレンタカーを返却して僕の家へ。
夕食は雨が降っていて寒かったので、しゃぶしゃぶにした。
しゃぶしゃぶの具は白菜、水菜、大根、豆腐、油揚げ、ワンタン、えのき、エリンギ、そしてもちろん肉。
４人でお腹いっぱい食べて、ぴったりなくなる分量だった。
いつもは大体材料を多く買いすぎて余らせてしまうのだが、だいぶ学習されてきたようだ。

みんなに手伝ってもらって、梅酒移し変え用のビンを作る。
チョーヤ紀州のビンを空けてもらうという意味だ。
無理かと思っていたがあっさり達成。その後はうちの2006年産を試飲してもらう。
2006年産はちょっとまだとがった感じ。もう少し寝かせるとまろやかになるかな、という評をいただいた。

食後、４人で「詠み人知らず」というゲームをやる。４人だと人数が少ないから３セット１２首作成。
ゲーム中も楽しかったが、結果発表時にみんなで爆笑。Ｓさんうし好きすぎ。

最終的に23時前に解散。丸一日遊び倒した土曜日であった。