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博覧強記を目指すが、底は浅い。
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ゲーム好きで、ギャンブル嫌い。
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「レザボア・ドッグス」を観た。
クエンティン・タランティーノ監督第一作。
にして、タラ作品の中では個人的ベスト1。
血と暴力と下品な表現が苦手でない人には超おすすめ。

タランティーノといえば、オープニングがむちゃくちゃかっこいい。
クレジットに入るまでの流れ、そしてオープニングテーマ。
しょっぱなからしびれさせてくれる。

そして、タランティーノといえば、音楽がむちゃくちゃかっこいい。
映画で独自に音楽を作らず、他から持ってくるのは有名な話だ。
キルビルにて、布袋寅泰の曲を使いたいとオファーしたとき、
布袋からの新しく曲を作って提供するという申し出を断ったというエピソードがあるが、
これこそ彼の音楽へのこだわりを示すものだろう。
ちょっともったいないような気もするが。

そして、タランティーノといえば、会話がむちゃくちゃかっこいい。
彼の作品は一見バイオレンスシーンに目を奪われがちだ。
たとえば「キルビルvol.1」はド派手な殺陣が話題となったが、
それは深作作品など日本映画へのオマージュであり、
彼の真骨頂ではない。
暴力のない会話シーンの方がよりスリリングで、観てるこっちが緊張する。
レザボアドッグスで言えば、冒頭のチップのやり取り、
そして後半の一触即発(結局発しちゃうわけだが)のピリピリした空気。
あとは、長回しのセリフもいい。
「パルプフィクション」「ジャッキーブラウン」では
サミュエル・L・ジャクソンがたっぷりと長台詞を魅せてくれる。
「キルビルvol.1」のラストもそうだ。

タランティーノの脚本は基本的に単純で一本道だ。
ストレートな展開の見せ方が非常に巧い。
ひねりがないとも言うが、そういうのは他の人に求めよう。
まあ「パルプフィクション」ではシナリオを複数本絡ませ、
しかも時系列的に前後させるという手の込んだ真似を見せてはいるが、
それでもそれぞれの筋は並べてしまえば単純だ。
「レザボア・ドッグス」も中身は薄い。
普通の映画ならクライマックス20分くらいの内容だろう。
それでもあっという間に100分が経ち、エンディングロールが流れる。
これって逆にすごいことなんじゃないか?
全体の流れよりも場面場面でのかっこよさを追求しているがゆえのシンプルさ。
まさにオタク監督。

彼の脚本作品や出演作品については再観ののち紹介することにしよう。
個人的には「デスペラード」(デップ出演じゃない方)のタランティーノは結構楽しかった。

「レザボア・ドッグス」 95点。
「パルプ・フィクション」 83点。
「ジャッキー・ブラウン」 68点。
「キルビルvol.1」 90点。
「キルビルvol.2」 67点。

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