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たまに早く帰って早く寝ると早く目が覚めてしまいました。

さて、僕の実家は九州の北の端、北九州市門司(もじ)区にあるわけですが、
この辺はさほど方言が強い地域ではないんですよね。
まあ、西の方とか、南の方に行くと結構強い方言だったりしますが、
僕の住んでいた門司のあたりはアクセントで言えばほとんど訛りはありません。
おそらく、門司が明治大正期には九州の玄関口として栄えていたという、
歴史的背景があるからだと思うのですが、その辺は調べていないので確実ではありません。

そんな中でもやはり方言というのは存在します。
ここではそんな方言の中から2,3例を挙げて紹介し、
みなさんが門司に来た時のささやかな助けになればと思います。

さて、門司弁(というのがあるかどうかはわかりませんが)ですが、
語尾に「〜モジ」をつけるというわけではありません。
そんなネズミ弁とか、犬弁のような分かりやすいことはないのだワン。

基本的には標準的イントネーション+周囲の方言ということになります。
たとえば、語尾に「〜ちゃ」をつけるのは山口弁ですし、
理由をしめす助詞の「〜から」が「〜けん」になるのは広島弁・博多弁などにもあります。

例)そんなことするから怒られるのよ→そんなことするけんおこられるんっちゃ

ちなみに上の例をコテコテの博多弁にすると「そげんこつするけんおこられるんばい」
という風になります。中途半端に混ざってるのがわかると思います。

北九州弁ではラ行の動詞の場合、「〜したらいかが?」という程度の弱い命令の時は、
動詞の活用語尾が「り」になります。

例)おやつでもお食べ→おやつでも食べり

これはおそらく、「入る」の弱い命令形「お入り」などの「り」が伝播したものではないかと思います。
「食べり」は北九州弁でも「はわく(ほうきで掃くこと)」と並ぶ2大方言とも言えますので、ぜひマスターしてください。

これは他の地域でもそうかもしれませんが、ラ行動詞の否定形において、
なんでもかんでも「らん」をつける傾向があります。

例)知らない→知らん いらない→いらん 見ない→見らん 着ない→着らん

始めの2つはいたってノーマルですが、後の2つについては違和感が残るようです。
上の例とあわせますと、どうやらラ行変格活用も普通のラ行動詞のように扱っているようです。
合理的に考えているのか、融通が利かないのかは判断つけかねますが。

さて、まだまだ語る気になればあるとは思いますが、今日はこのくらいにしておきましょう。
皆さんの門司ライフが充実することを祈っていますモジ。あれ?

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