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えぞ
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男性
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1978/06/23
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いろいろ
自己紹介:
頭を使うことを比較的好むが、難しいことは不得手。
博覧強記を目指すが、底は浅い。
凝り性な反面、飽きっぽい。
ゲーム好きで、ギャンブル嫌い。
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「なるようになる」
「明日できることは今日しない」
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くわさんから。
まあすべての質問が漠然としているため、「状況による」という答えになってしまうのだが。
それでは何なので、その状況を最大限考えてみる。必然的に長文となる。



■1.もし道端に宇宙人が倒れていたら?

これはなかなか難しい質問である。「道端に宇宙人が倒れている」状況とはいったいどういうことなのだろうか。具体的には、倒れている物体が本当に宇宙人であると考えることができるかどうか。

現在において、宇宙人が地球上に存在しているかどうかは証明されていない。存在が確認されていないものに対して、「それが宇宙人である」と確信 できる理由は何だろうか。仮にその宇宙人が人間そっくりの姿をしているとしよう。その場合、「宇宙人が倒れている」とは思わず、「誰か倒れとる、救急車呼 ばな」という思考に至るはずである。これでは質問に答えたことにはならない。

ひょっとしたら普通の人間とは姿かたちが少々異なる場合があるかもしれない。たとえば、服装が突飛であったり、頭に角が生えていたり、尻尾が生 えていたり、首筋にバーコードがついていたりするかもしれない。その場合でも「ちょっと変わった人」と驚きこそすれ、宇宙人だとは思わないだろう。具体例 をあげよう。『スタートレック』に登場するミスタースポック(http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=Mr.%20Spock)はバルカン星人という設定であるが、彼を街中で見かけたとしても「耳のとがったおかっぱのおっさん」と思うだけだろう。

以上の考察は人間に似ている場合だけでなく、地球上に生息する生物全般に対して類似性がある場合にも当てはまる。「死にかけた犬がおるわ」くら いに思うか、せいぜいが「珍しい生き物がおるなあ」と思ってしまうくらいだろう。そういった場合連絡するのは保健所であって、相手が宇宙人と分かっている 場合の対処ではない。

では、普通の生物とは姿かたちがまったく異なる場合はどうだろう。たとえば昔のSFに登場したようなタコ型の宇宙人や、最近ではポピュラーなリ トルグレイであったならば。しかし、これもおそらく「でっかい人形が落ちてるなあ、じゃまやなあ」という考えのほうが先に思い浮かぶと思う。時間があって じっくりと観察しない限り、予想外のできごとを認識することは不可能なのでないだろうか。


まあ、ここでは何らかの形で倒れている物体が宇宙人であると認識できたとしよう。そうしなければ話が進まないから、という消極的な理由ではあるが。だとしても、倒れている宇宙人に対してどう対処すればいいのか。
なにせ相手はそれと認識できる程度の宇宙人である。身体的な構造も精神的な構造も異なっている可能性がある。

人間であれば、道ばたで倒れているということは特別な状態で、大体において危険な状況である。しかし、宇宙人にとっては倒れていることがなんら不思議のないことかもしれない。ひょっとすると祈っているのかもしれないし、テレポーティションのための準備動作かもしれない。

また、体に損傷を受けていたりして、生命に危険があることが分かった場合でも、対処方法は明確ではない。なぜなら身体器官が人間と同一であることはまず考えにくいからだ。ということは救急車を呼んでも処置を施すのは難しいし、危険なことだ。

彼と意思疎通ができるのならばこれらの問題も解決するかもしれない。だが、倒れているのだから意識も当然喪失しているか、朦朧としているかのど ちらかだろう。もし仮に意識があったとしても、日本語が通じるとは到底思えない。身振り手振りで会話をしようとしたても、どんな身振りがどんなメッセージ を持つか、文化的な違いによって大きく食い違ってしまう可能性すらある。


まあ、これも何らかの形で対処できるとしよう。ようやくここで本題に移れる。この状況において自分がどう行動するかという最初の質問である。

相手が宇宙人であり、何らかの処置が行えるとしても、ここで考えなければならないことがある。それを行うことが果たしていいことなのだろうか。 ここまでの考察では助けてあげるものとして話を進めてきたが、ひょっとしたらこの宇宙人が地球征服を企む悪の軍団の先遣隊であるかもしれない。であるなら ば下手に援助してしまうことが後の不幸を招くかもしれない。はたまた、やっとの思いで地球に漂着した宇宙難民かもしれない。であるならば助けてあげること こそが宇宙市民としての我々の責務であろう。
なんにせよ、じっくり話を聞く必要がある。この世には「ノミニュケーション」という便利な言葉がある。それに乗らない手はないだろう。


結論:酒を酌み交わす。



■2.彼氏(彼女)の浮気を目撃したら?

ある事柄が浮気であるかないかの判断は相対的であり、しかも段階的ですらない。たとえば、ある人にとってはキスまでは浮気ではないが、ある人に とっては手をつないだら浮気であるかもしれない。他にも、二人だけで会食をしたらダメとか、同じ空気を吸っただけでダメとか、心が浮気してなければいいと か、入れなきゃいいとか、ディープキスはいいけど足の裏コチョコチョはダメとか、そういった多種多様な基準が存在するだろう。したがってこちらが「浮気で ある」と思っても、相手が「浮気ではない」と主張することは大いにありえる。そしてそうなった場合、お互いの信念や嗜好に関わることなので感情的なやりと りになることは目に見えている。

そんな不毛な争いは好むところではないので、僕は自分自身にルールを課している。それは簡単に言うと「異性との交流において相手が行った行為は OK、それ以外であればNGと判定する」ということだ。つまり、浮気であるかないかの判断基準を自分では持たずに相手に委ねてしまっているわけだが、これ までのところそれで不都合なく過ごせているので問題なく機能しているということだろう。浮気の判断に限らず、自分がどうでもいいと思っているところに余計 な労力をかけたくないというところはある。根がものぐさだということだろう。まあ、それを流されている、優柔不断であると評されるのならば仕方がないこと だが。

だから僕が「浮気の現場を目撃する」ことは基本的にはないだろう。唯一起こりうる事態としてあるのは「相手が浮気と思いつつ、しかもバレると知 りながら行った行為を目撃する」というパターンだが、そんな背徳的な人間であればその前に何かやらかしていると思うので考慮しない。そういうプレイなら話 は別だが、僕にはそんな趣味はない。


結論:これなんてエロゲ?



■3.今もしオレオレ詐欺の電話がきたら?

僕に電話をかけてきて「オレオレ」と名乗る人間はおそらくいないので、これは詐欺であると容易に判断できそうだ。時間がなければ「アッチョンブリケ」とでも言って電話を切るだろうが、よっぽど暇をもてあましていればちょっと遊んであげてもいい。
「木村か? どうした?」とでも言ってみればあとは向こうでストーリーを作ってくれるだろう。うまい具合に話を持っていけて、振込先の口座番号 まで聞き出せたらしめたもの。あとは録音した会話の内容とともに警察にいって事情を伝えれば、地域の平和と秩序を守る一市民としての責務は立派に果たせた ことになるだろう。まさに「ミイラがミイラ取りになる」ってやつ?


結論:miniSD買っとかなきゃ。



■4.大好きな芸能人が目の前にいたら?

結論:大好きな芸能人が存在しない。よって目の前にもいない。



■5.変なおじさんの格好をした変なおじさんに声をかけられたら?

さてここで「変なおじさんの格好をしている」とわざわざ注釈をつけているのはなぜだろうか。変なおじさんが変なおじさんである以上、格好も変なおじさん であることは疑いの余地がない。変なおじさんの格好をしていない変なおじさんであれば見た目はただのおじさんであり、話しかけたり行動に注目しない限りそ れが変なおじさんであると認識することはできない。そしてただのおじさんであればそこらへんにうようよ棲息しているわけで、とりたてて話しかけたり注目し たりすることはない。このあたりのロジックは宇宙人の項でもすでに述べた。であれば、「変なおじさんの格好をしている」という注釈はもっと特別な意味を有 していると考えるのが妥当である。我々の世代において、「変なおじさん」といえば志村けんがコントなどで扮する彼のことを真っ先に思い浮かべる。このバト ンの製作者がどう考えたかは正確には分からないまでも、「志村けん扮する変なおじさん」の格好をした変なおじさんと、ここでは考えることにする。が、そう したときに今度疑問になってくるのは「志村けん扮する変なおじさん」の格好をしたおじさん、ではなく、「志村けん扮する変なおじさん」の格好をしている 「変な」おじさんとしている点である。「志村けん扮する変なおじさん」の格好をしている時点で十分変なおじさんではあるが、しかしわざわざその上で変なお じさんであるということを強調している。これはまさしく変なおじさんの格好をしている変なおじさんが変なおじさんであるということであり、変なおじさんで なければ「なんだチミは」などといって乗ってあげることも可能なのであるが、変なおじさんであればそれは不可能だ、というかやりたくない。そういう場合は 「だっふんだ」といってとっとと逃げるのが正解であろう。


結論:ゲシュタルト崩壊って、言葉の響きがなんかかっこいいよね。



■6.猪が自分の方に猛スピードで突っ込んできたら?

かつて猿に追いかけられそうになったことはあるが、そのときは手に持っていたお弁当を狙われていたため、投げて囮にしようと思ったのだが、何を 考えたのか自分の進行方向に投げ捨ててしまった。人間慌てるとどんな行動を取るか分からないということを実感した。猿よりも猪の方が受けるプレッシャーは 大きいだろうから自分がどう対処するのか、まったくもって想像できない。が、それでは話が続かないので少しシミュレーションしてみよう。

あばれイノシシがあらわれた! コマンド?

→たたかう
えぞのこうげき! しかしダメージをあたえられない
あばれイノシシのこうげき! つうこんのいちげき!! えぞはふくざつこっせつした

→じゅもん
「やーいやーい おまえのかーちゃん ぼたんなべ!」 しかしなにもおこらなかった
えぞはまごまごしている
あばれイノシシのこうげき! つうこんの(略)

→にげる
えぞはにげだした しかしまわりこまれてしまった!
あばれイノシシのこうげき!(略)

→アイテム
えぞはポケットからけいたいでんわをとりだした
えぞはけいさつにでんわした!
あば(略)


結論:おおえぞよ しんでしまうとはなさけない



■7.朝目覚めて背中に翼が生えていたら?

たしかに、今私の願い事がかなうならば翼が欲しいし、この大空に翼を広げ飛んでいきたいし、悲しみのない自由な空へ翼はためかせ行きたいと思ったりもする。しかし、この背中に鳥のように白い翼つけてくれたとして、それで飛行できるかどうかは別問題である。

鳥類は翼でもって空を飛ぶために、身体のあらゆる器官、機構をそれに合わせて進化させてきた。主だったところを挙げてみる。
・鳥類の胸筋は全身の筋肉量の20%を占める。人間が大体5,6%であるので、それにあわせるならば超々ハト胸になってしまう。しかもそれは体重がせいぜい十数kgの鳥の場合であるので、筋肉の断面積あたりの重量がそれより重い人間の場合は余計に必要になってしまう。
・鳥の骨の内部は空洞で、人間で言えば骨粗鬆症のような感じになっている。当然骨折もしやすいがその分治癒も早いらしい。
・体重を軽くするために舌も歯も退化している。当然食物は丸呑みになる。
・できるだけ自重を軽くするために排泄を頻繁に行う。
・離陸時にはばたく際、呼吸だけでは酸素量が足りないので体内に気嚢を持つ。これ自体が浮力の補助になっているという説もある。

これほどまでに飛行に特化した構造をしていても、鳥類が翼で飛行できる体重の限界は20kg前後だといわれている。しかもそれだけ重い場合、自 力で飛び立つことはできず、上昇気流に乗って滑空するグライダーのような飛行方法になるらしい。ウミネコやアホウドリが崖から飛び降りて飛ぶような映像を 見たことがあれば、ちょうどあの形である。もしも奇跡的な減量に成功して、構造上の問題点もクリアしても上昇気流がなければ飛び立つことはできなさそう だ。

今までは鳥類の場合で話を進めてきた。しかし本来鳥類は人間でいうところの腕が翼になっている。だからこそ比較的体積の大きい大胸筋を有効に使 えるわけだが、今回の設定では背中に生えていることになる。その場合使用する筋肉は広背筋などになり、腕を動かすように自由には動かせない。もしも動かす となったらブルースリーなど目じゃないほど背筋を鍛えなければならないだろう。当然他の部分は極限まで減量するとして。
背中に羽がついている生物としては他に昆虫がいる。しかし昆虫の場合は人間と鳥類の違いなど問題にならないくらいに体の構造が根本的に異なっている。しかもそれらの薄い羽では人間の体重などとうてい支えきれるものではない。

結局、人間がその姿のまま鳥の翼を持って空を飛ぶことは不可能に近い。できないことはないかもしれないが、手軽に空中散歩、というわけにはいかなさそうである。


もしも空が飛べないとしたならば、背中に翼があることは単純に邪魔でしょうがないということになる。まず、普通に服が着られない。背中に穴をあ けたとしてもTシャツのように頭を通す形の服は着られないし、前留めのシャツにしても翼をうまく通して着るにはそれなりの熟練が必要だろう。結局、割烹着 のような前から袖を通して後ろで止めるような形がいいだろうが、これにしても一人では着用できないと思う。
電車に乗っても普通には座れないし、立っていても周りの乗客に迷惑をかけてしまうだろう。うっかり翼を広げたりすると邪魔邪魔大魔王である。 ちょうど満員電車の中で傘を誤って開いてしまうと大変なように。この狭い日本、とりわけ東京で翼持ちは肩身の狭い思いをしそうだ。あ、でも夏はうちわの替 わりになっていいかもしれない。多分本人はしんどいだけだろうけど。


これを読んでいる人の中にはひょっとして「夢のないことを考えている」と思っている方がいらっしゃるかもしれない。しかし、それは間違いであ る。僕はそんな夢のような状況が起こったときに、現実的にどう対処するべきかを本気で考えてみただけだ。宇宙人についてもそうだが、およそ突拍子のないこ とと思われることでも、本当にあったらおもしろいな、と思ってはいるのだ。だからこそ自分にできる範囲で考えておきたい。適当にお茶を濁すことの方がが夢 のないことであると言えなくはないだろうか。


結論:ない? あぁ、そう・・・。 あとJ○S○ACにはナイショだよ。



■8.コンビニでバイト中に包丁を持った強盗に金を出せとおどされたら? 

これもまたいろいろな状況が考えられる質問である。犯人は単独か、それとも複数か。他の客はいるか、いないか。他の従業員はどこにいるか(基本 的にコンビニのシフトは2人以上で行う)。自分はどこにいるのか。犯人はどれだけの情報を知っているか(レジだけでなくバックヤードに金庫があるなど)。 時刻は。最寄の警察までの距離は。天候は。その日の昼ご飯は。僕の未来は。君の夢は。若さ、若さってなんだ。愛ってなんだ。彼女は何のために戦ってたのか な。僕は何のために。スネークは何のために。
これら全ての状況がわからなければ、どのような行動が取れるのかどうか考察できない。


結論:負けないこと。投げ出さないこと。逃げ出さないこと。信じぬくこと。 あ、JA○R○Cには(略)。



■9.年下に『あんたって子供よね』と言われたら?

ここで重要なのは「子供っぽいよね」といわれたのではなく、「子供よね」と言われた点である。
ご存知のように僕は今年で28にもなる青年、見る人が見ればおっさんであり、見た目もそんなに幼いとは言えない。仕事もしているしお酒も飲む。そんな人間を捕まえて「子供よね」とはどういう了見であるか、小一時間ほどとっくりと問いただしてみたい気さえする。

しかし誰もが誰かの子供であり、僕も僕の父親と母親にとっては子供である。そういう意味であれば当然その通りだと言うほかない。言うほかないが、それならそれでなぜそんな当たり前のことを聞くのかと、小一時間ほどじっくりと話し合いたい気さえする。


この発言が好意的なものなのかそうでないのか分からない点もまた判断を迷わせる。
裏にある心情が「んもう、ほっとけない人ねぇ(はぁと」なのであるか、「このクソガキャ~」という思いを込めているのか、それによっても対応を変えるべきだと思う。
うーん、もう、よく分からんので↓で。

結論:はーい、ちゃーん、ばぶー。

■10.リアクションおもしろそうな人にバトンタッチ♪
ご自由に。

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